さくらんぼの町 [アウトドア(キャンプ・登山)]
山形県にある「さくらんぼ東根駅」という可愛い名前の町に行ってきました。名前のごとく、いたるところにさくらんぼや林檎の樹が点在している広大な盆地。山菜が芽吹き、若葉萌ゆる山にひっそりと山桜が咲いていました。
今回はなんてったって彼の親友に会うのが目的。お忙しい方で1日しかお休みが無いというのに、私たちを快く歓待してくれました。
山形名物の「一寸亭の肉蕎麦」や「ひつじやのジンギスカン」はどれもやみつきになる美味しさ。
お宅にお邪魔して暖炉の灯りでジャスを聴きながら、同じ釜の飯を食べた彼と旧友の会話が弾む。
どんな観光よりも、その土地の生活を肌で感じられるのが旅の醍醐味。暖炉の薪がパチパチと音を立てる度、その柔らかな赤い炎に私の心もほんわかと温まったのでした。
最後に山の中腹にある美味しいお蕎麦やさんでお別れ。さくらんぼが実るにはまだ少し早かったけれど、「五月雨を 集めてはやし 最上川」(芭蕉)な感じで(笑)、この時期に山形に来れてよかった。
Kさんご夫妻、お世話になりました。
帰り道思いがけず日中線の廃線駅を見つけ、日が暮れるのも忘れにわか鉄ちゃんになる二人(笑)
そして米沢市の上杉神社で直江兼続の「愛の兜」も見れて、大満足の旅でした。
「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」(上杉鷹山公詠)
めでたしめでたしwww